みなさんは“電池”といわれたら、どんな形のものを思い出すでしょう?おそらく、丸いつつ状の単3電池が思い浮かぶ人が多いと思います。でも、じつは電池にも色々な種類と形があるんです。

長く使っていると電池が切れてくりかえしつかえない、みなさんがよく知っている乾電池のことを「一次電池」と言います。
マンガン乾電池やアルカリ乾電池など、みなさんも何度も目にしたことがあると思います。

今、みなさんの身のまわりの中には充電できる電池がたくさんありますね。この電池は「二次電池」という種類に分けられています。充電式電池や蓄電池とも呼ばれています。
ゲーム機やノートパソコン等、色んなところで活躍していますね。

充電できる電池には、地球に少ししかない大切な資源が使われているので、リサイクルをお願いしています。
ここからは、リチウムイオンくんたちといっしょに、充電式電池についている3つのリサイクルマークについて学びましょう!

はじめまして!ぼくの名前はリチウムイオンだよ。
この青色とLi-ionが目印だよ。
リチウムイオン電池はノートパソコンなど、はばひろくかつやくしてる電池だよ!

こんにちは!わたしはニッケル!ニッケルちゃんって読んでね。わたしはオレンジ色とNi-MHの文字が目印よ。
ニッケル水素電池は乾電池型の充電池や、デジタルカメラとかにも使われているよ。

ぼくはニカドだよ。目印は黄緑色とNi-Cdだよ。覚えてくれると嬉しいな!
ニカド電池は学校の廊下などにある、非常灯や誘導灯などにも使われているよ。

充電できる電池はみなさんの身のまわりでかつやくしています。自分がふだん使っているものも、実は充電できる電池が使われているかもしれません。
どんなものに使われているか、リサイクルマークを探してみましょう!

充電できる電池には3つのリサイクルマークがついてるんですね。
リチウムイオンくんたちのこと、しっかり覚えて上げてくださいね。
次は、どうやってリサイクルされるのか、私たちはどうやってリサイクルに出せば良いのかを学んでいきましょう。

充電できる電池の材料は、ニッケル、カドミウム、コバルトなど、地球上の資源の中でも産出量が少ない希少資源(きしょうしげん)です。
高温にも耐えられる金属(コバルトなど)は、リサイクルすることで、飛行機のジェットエンジンの部品になることもあるんです。

一般社団法人JBRCでは、電池メーカーにかわって充電できる電池のリサイクルを行っています。
動画でどうやって電池が生まれ変わるのかを見てみましょう。

どうだったかな?動画でもあったように、加工することでもう一度資源として使える様になるんだね。
みんながリサイクルする時にはどうすればいいのか、ぼくたちが説明するから、ぜひみんなもリサイクルに協力してね!

充電できる電池を取り外したら、たんしの部分(金色の部分だよ)にビニールテープ等をはってね。テープを貼らないと、発熱などの危険があるんだ。

電池の用意ができたら、自分の家の近くのリサイクル協力店に行こう!つかいきりの電池はリサイクルできないから気をつけてね。
リサイクル協力店はJBRCのホームページで探せるよ!

リサイクル協力店においてあるリサイクルボックスに、もう使わない電池をいれよう!
目印のリサイクルマークを確認してね!

おさらいに、ぼくたちがクイズを出題するよ!
全問正解をめざしてがんばってみよう!

スタート!